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台湾の競争力、13位に上昇=IMD


ニュース その他分野 作成日:2008年5月15日_記事番号:T00007444

台湾の競争力、13位に上昇=IMD

 
 スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した2008年の「世界競争力ランキング」で、台湾は昨年の18位から13位に5ポイント順位を上げた。昨年は力覇集団をめぐる不正融資事件の影響で、初めて中国(昨年15位、今年17位)を下回ったが、今年は再び抜き返した。
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 今年の順位の上昇は、「政府の効率性」、「ビジネスの効率性」、「インフラ」の3分野で評価が高まったためで、一方、「経済パフォーマンス」は予想を下回る評価だった。

 項目別では、▽技術系人材の充実、1位▽労働コスト、2位▽起業家精神、3位▽中小企業の活躍、4位──と民間企業の活躍が貢献した。また、ハイテク分野でも、▽知的財産権の登録件数、2位▽理工系学生の比率、3位▽ハイテク分野の輸出、4位──と概ね高い評価だった。

 評価対象の55の国・地域のうち、1位は米国、2位はシンガポール、3位は香港だった。台湾はアジアでは3位だった。