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サルモネラ汚染疑いの仏粉ミルク、台湾でも5.4万缶流通


ニュース 食品 作成日:2017年12月12日_記事番号:T00074446

サルモネラ汚染疑いの仏粉ミルク、台湾でも5.4万缶流通

 フランスの乳製品大手ラクタリスの粉ミルクがサルモネラ菌に汚染された疑いがあるとして世界各国で回収を命じられたことに関連し、衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は11日、佳格食品(スタンダード・フーズ)、友華生技医薬(オリエント・ユーロファーマ)、端強実業を通じて8種10品目が台湾に輸入されており、少なくとも5万4,000缶が市場で流通していると指摘した。同日中に売り場から撤去するよう指示しており、きょう(12日)より撤去状況を調査すると表明した。12日付経済日報などが報じた。

/date/2017/12/12/07milk_2.jpg違反が見つかれば6万台湾元(約23万円)以上、2億元以下の罰金で、深刻な場合は営業停止が命じられる(12日=中央社)

 台湾に輸入、販売されていることが判明したのは、佳格食品が販売する▽桂格ProBaby特選嬰児配方奶粉・新一代配方▽桂格ProCare優質嬰児配方奶粉・新一代配方▽桂格ProCare優質成長奶粉乳鉄蛋白配方──。端強実業が販売する▽新安琪児(Neoangelac Plus)舒哺無乳糖嬰児奶粉・新配方▽新安琪児安哺成長奶粉▽新安琪児成長奶粉乳鉄配方▽新安琪児スーパー幼児成長奶粉──、および友華生技医薬が販売する、貝比卡兒(Babecare)HA水解蛋白幼児配方。

 問題発覚を受けて3社は、販売前に自社で検査を行っており、商品の安全に問題はないなどと説明した。既に購入した商品は返品を受け付ける。