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智冠科技、高雄の開発拠点を拡充へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年5月15日_記事番号:T00007451

智冠科技、高雄の開発拠点を拡充へ

 
 オンラインゲーム最大手智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)の王俊博董事長は、中国や韓国の競合企業に打ち勝つため、3年以内に高雄の研究開発拠点を拡充し、グループ全体で7~8タイトルの独自開発ゲームを発売していく考えを示した。15日付蘋果日報が伝えた。

 同社子会社の中華網龍(チャイニーズ・ゲーマー・インターナショナル)は現在、年間4タイトルの独自開発ゲームを発売している。同社は開発スタッフ300人を抱える。このほか、グループの開発子会社、智楽堂は高雄に100人、シンガポールに約30人の開発スタッフを置いている。

 一方、中国では中華網龍が四川省成都に25人の開発スタッフを置いており、来年初めにも新企画の発売を見込む。

 このほか、智楽堂は東南アジア文化を背景とするゲームの開発を強化しており、ベトナムの伝説上の建国者フンブオン(雄王)にちなんだ新ゲーム「雄王朝」を10月に同国で発売する予定だ。

 中華網龍が5月14日に発表したオンラインゲーム「三国鼎立オンライン」は同時オンライン人数2万人、月間売上高1,000万台湾元(約3,400万円)を見込む。また、同社が中国に輸出した「武林群侠伝オンライン」は6月末に中国で発売される見通しだ。権利金収入は1,200万人民元(約1億8,000万円)を見込む。