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中台間の航空路線、再開・増便相次ぐ


ニュース 運輸 作成日:2017年12月15日_記事番号:T00074528

中台間の航空路線、再開・増便相次ぐ

 中国人観光客の訪台回復に伴い、中台間の航空路線に、運航再開や増便が相次いでいる。遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は14日、昨年まで復興航空(トランスアジア航空)が運航していた高雄~福州を週2便で復活させた。また、休止していた台北(桃園)~石家荘も週1便で再開。来週19日には高雄~廈門(アモイ)、台中~廈門にいずれも週2便で就航する。これに先立って、11月からは太原路線を週1便から2便に増便している。15日付工商時報が報じた。

 中華航空(チャイナエアライン)は、無錫路線で、一部の機体を158人乗りのボーイング737型機から313人乗りのエアバスA330型機に変更した。

 中国側も、中国南方航空(チャイナ・サザン・エアラインズ)がハルピン~台北を10月に従来の週4便から6便に拡大。中国北部は冬季の寒さが厳しく、暖かい南方への観光需要が高まるという。同社はウルムチ~台北も、来年3月に運航を再開する予定だ。

 交通部観光客の統計によると、中国人観光客は今年8月から前年比でプラス成長を回復。10月は前年同月比22.49%増の延べ26万3,826人、11月は18.77%増の延べ24万1,092人と、最近は2割前後の伸びとなっている。