ニュース 電子 作成日:2017年12月15日_記事番号:T00074531
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は14日、中国で12日にスタンドアロン型(一体型)VR(バーチャルリアリティー)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「Vive Focus」の予約受付を開始したところ非常に好評で、中国の販売代理店から10億人民元(約170億円)の追加受注があったと明かした。15日付工商時報などが報じた。
Vive Focusの限定版ブルーは4,299人民元だ(同社リリースより)
Vive Focusは販売価格3,999人民元から。公式サイト、天猫(Tモール)などのインターネット通販サイト、国美電器(GOME)や蘇寧雲商などの家電量販店で予約を受け付けている。HTCによると、初日の販売台数は中国の一体型VR端末市場でシェア56%、販売総額はシェア78%だった。来年1月から出荷を開始する予定だ。
HTCの11月売上高は56億6,000万台湾元(約210億円)で、Vive Focusの追加受注はこの8割に相当する。来年1月の出荷開始後も人気が続くかが、HTCが黒字転換できるかの鍵となりそうだ。
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