ニュース 電子 作成日:2017年12月18日_記事番号:T00074546
グーグルの人工知能(AI)プロジェクト「グーグル・ブレイン」創始者の1人、呉恩達(アンドリュー・エン)氏はこのほど、同氏が米カリフォルニア州のシリコンバレーに設立し、自身が最高経営責任者(CEO)を務めるスタートアップ「ランディングAI」が鴻海科技集団(フォックスコン)と戦略提携を結び、技術および人材面での協力を進めると表明した。16日付蘋果日報が報じた。
呉氏はランディングAIについて、まず製造業に最新のAI技術導入、経営管理、AI人材戦略など各種ソリューションを提供する計画で、最初の大口顧客が鴻海となると語った。その上で鴻海とは今年7月から協力を進めており、同社から世界に保有するリソースをAI技術開発や人材育成のプラットフォームとして提供を受けているとコメントした。ただ鴻海による出資など提携方式の詳細については明らかにしなかった。
ランディングAI公式サイトによると、スタンフォード大学コンピュータサイエンス学部の非常勤教授を務める呉氏は、グーグル・ブレインのプロジェクトに関わった後、2014年より中国の検索エンジン最大手、百度(バイドゥ)に参加し、チーフサイエンティストとして同社のグローバルAI戦略とテクノロジーを担当した。
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