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台湾北部の不動産新規物件、900億元規模に


ニュース 建設 作成日:2008年5月15日_記事番号:T00007455

台湾北部の不動産新規物件、900億元規模に


 不動産業界誌「住展雑誌」の調べによると、馬英九新政権発足後の「ご祝儀相場」を見込み、台湾北部の不動産市場では5月15日から6月15日の1カ月間に発売される新規物件が900億台湾元(約3,050億円)相当に上る見通しだ。15日付自由時報が伝えた。
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 台北市でこの時期に発売される新規物件は530億元相当で、うち豪華物件に分類される6件は合計329億元相当に達し、北部全体の909億元相当の36%を占める。主な物件は中山区の「Bosendorfer」、信義計画区の「台北信義」、大安区敦化南路の「敦南苑」などで、価格はまだ発表されていないが、1坪100万元を超える見通しだ。

 このほか、台北県の新規物件は206億元相当で、台北県市だけで北部全体の81%を占めることになる。

 同誌調査担当者は「建設コストがさらに上昇し、来年から経済が安定成長軌道に乗れば、台北圏の不動産価格は10~20%上昇する」と予測した。