ニュース 医薬 作成日:2017年12月19日_記事番号:T00074571
「普拿疼(パナドール)」の筋肉痛緩和用湿布薬の小売価格が来年1月から15~39台湾元(約56~146円)、最高で15%引き上げられる。19日付蘋果日報が報じた。
薬局関係者によると、値上げ後の価格は▽「肌立水性酸痛薬布」5枚入り、170元(上げ幅13.3%)▽「肌立水性酸痛薬布」9枚入り、255元(同10.9%)▽「肌立酸痛薬布」8枚入り、145元(同11.5%)▽「肌立酸痛薬布」21枚入り、299元(同15%)▽「酸痛貼布小油布」12枚入り、145元(同11.5%)──となる。普拿疼の市場シェアは約2割。
普拿疼を製造する英グラクソ・スミスクライン(GSK)は、2008年以降は値上げを見送ってきたが、ここ数年はコストが高まっており、値上げせざるを得ないと説明した。
薬局関係者は、原料コストの上昇、および来年から衛生福利部のGDP(適正流通規範)認証を取得する必要があり、輸送コストが上昇するためと予想した。
このほか、頭痛、肩こり、虫刺されなどに効果があるとされるオイル「緑油精」も近く、3種類の製品について10~29元、最高で22.3%値上げされる見通しだ。
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