ニュース 金融 作成日:2017年12月19日_記事番号:T00074577
政府系銀行8行は来年上半期に計2,220人以上の人材採用を行う計画だ。来年通年では4,000人と過去3年で最多となる。戦後ベビーブーム世代の退職者の穴埋めをするほか、コンプライアンス(法令順守)、金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック関連の人材を確保する。19日付工商時報が報じた。
8行のうち、彰化商業銀行(CHB)を除く7行の来年上半期の求人計画は▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)、約350人▽華南商業銀行、460人▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)、410人▽合作金庫商業銀行(TCB)、300人以上▽台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)、約200人▽土地銀行、約200人▽台湾銀行、約300人──。
兆豊銀は今年、過去最多となる約800人の人材募集を行った。同行は、ニューヨーク支店が昨年、マネーロンダリング(資金洗浄)対策不備で米当局から1億8,000万米ドルの罰金処分を受け、多くの職員が心理的ストレスから早めに退職したほか、コンプライアンス関連の人材需要が大幅に高まったためと説明した。
華南銀は今年、500人以上の人材募集を行った。春節(旧正月、来年は2月16日)までに460人を採用し、来年下半期に200人以上を採用する計画だ。
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