ニュース 金融 作成日:2017年12月19日_記事番号:T00074580
リース大手の中租控股(チャイリース・ホールディングス)はこのほど、東南アジア諸国連合(ASEAN)本部として使用する自社ビル建設に向け、タイ・バンコク市街地での土地購入を決定した。同社にとって海外では中国・上海市に続く第2のエリア本部開設となり、今後、ASEAN市場の開拓を加速させるとみられる。19日付経済日報が報じた。
チャイリースは現在、ASEAN市場においてタイを中心に放射線状に開拓を進めており、周辺のベトナム、マレーシア、フィリピン、カンボジアに進出している。ASEAN市場の利益は同社全体の10%前後にすぎないが、経営状況は予想を上回っているという。来年はインドネシアへの進出を予定している。
同社が今回取得した土地の面積は約800坪で、購入額は3億台湾元(約11億円)余りとみられる。現在整地作業を進めており、今後、延べ床面積5,000~6,000坪の高層ビルを建設する。早ければ2020年に竣工予定で、建設コストを含めた総投資額は、ビル購入により開設した上海本部の14億元を若干下回る見込みだ。
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