ニュース 商業・サービス 作成日:2017年12月20日_記事番号:T00074599
コンビニエンスストア大手の全家便利商店(台湾ファミリーマート)は、食品のインターネットショッピングサイト「好吃市集」と提携し、18日より同サイトで購入した冷凍食品を台湾全土の店舗で24時間いつでも受け取れるサービスを開始した。好吃市集を運営する創業家兄弟の郭家斉総経理は、これまで冷凍食品のネット購入では宅配しか利用できず、かつ受け取り時間に制約があったが、コンビニでの受け取りが可能になることで売り上げが30%成長するとの見通しを示した。20日付自由時報が報じた。
台湾ファミリーマートの林志清eリテイル事業部長は、資訊工業策進会(資策会)の調査によると、コンビニはネット購入者の商品受け取り場所として最も利用されているが、生鮮食品の場合は宅配による受け取りが不便なこと、および配達できない地域があることなどから、多くの顧客を取りこぼしていたと指摘。今回開始したコンビニ受け取りサービスにより新たな顧客群の獲得を見込む。現在、同サービスでは1,000品目余りの商品を取り扱っているが、今後は1,500品目に拡大する方針だ。
なお昨年、ネット購入者が商品を台湾ファミリーマートで受け取った件数は4,000万件に達したが、今年はさらに6,000万件まで増加する見通しだ。
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