ニュース 政治 作成日:2017年12月21日_記事番号:T00074636
国防部によると、中国人民解放軍の軍用機19機が20日、再び台湾周辺空域で演習を実施した。台湾周辺空域での演習は今週に入り3回目、10月18日の中国共産党第19回党大会開幕以降では10回目となる。21日付蘋果日報が報じた。
中国軍機は台湾南方のバシー海峡、日本の宮古海峡をそれぞれ通過し、台湾を挟み撃ちするようなコースで飛行した。うちTu-154(ツポレフ154)は宮古海峡を通過し、太平洋に出た後、同じルートで戻った。Su-30(スホーイ30)、IL-78(イリューシン78)、H-6(轟6)などはバシー海峡経由で太平洋に出て、同じルートで戻った。このほか、Y-8(運8)はバシー海峡から太平洋に出て、そのまま宮古海峡を抜けた。
無線愛好家が傍受した交信によると、中国軍機は緊急発進した台湾軍機に対し、「こちらは中国空軍。国際空域で定例演習を実施中。行動を妨害しないように」などと告げた。
専門家は「中国軍機が台湾を周回するように飛行するのは、台湾に対する心理戦が目的だ。台湾軍は作戦計画を見直す必要がある」と指摘した。
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