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作成日：2008年5月15日_記事番号：T00007464
正文とインテル、合弁会社設立も
通信機器大手の正文科技（ジェムテック・テクノロジー）の陳鴻文総経理は14日、インテルが同社に出資するとの観測に対し、両者が台湾で合弁会社を設立する可能性も否定できないという見方を明らかにした。15日付工商時報が伝えた。
インテルは次世代高速無線通信技術WiMAX（ワイマックス）事業推進に積極的で、加入者宅内機器（ＣＰＥ）を開発する正文や、WiMAX事業者の大衆電信（FITEL）など、台湾企業から今後５年で５億米ドル規模の調達を行う計画を明らかにしている。
陳総経理は、インテルの投資は台湾メーカーにとって好材料になるとして、実現を期待している。
正文は今年、売上高が200億台湾元（約678億円）を超えると予測されている。中でも、WiMAX関連製品の出荷台数は31万台に上り、売上高全体に占める割合は、昨年の２～３倍に当たる12.5％となる見通しだ。
