通信機器大手の正文科技（ジェムテック・テクノロジー）の陳鴻文董事長は14日、次世代高速無線通信技術WiMAX（ワイマックス）に関連する同社製品のテストが北米で行われていることを明らかにした。15日付経済日報が伝えた。
同社は顧客名を明らかにしていないが、米通信機器・半導体大手のモトローラとされる。WiMAX業界ではスプリント・ネクステルとクリアワイヤの合併で普及に弾みが付くと期待感が高まっており、正文科技がモトローラからの受注を確保したとすれば意味が大きい。
正文科技は台湾の通信機器メーカーでWiMAX関連製品の出荷量が最も多く、１～３月期には５万～６万台を出荷した。４～６月期には毎月３万台以上の出荷を見込む。
