ニュース 商業・サービス 作成日:2017年12月25日_記事番号:T00074680
百貨店大手、新光三越百貨は22日、高雄市前鎮区の複合商業施設、大魯閣草衙道(タロコパーク)の経営を引き継いだと発表した。その上で、新竹中華店(新竹市北区)と台北南西店(台北市中山区)2号館について、それぞれ来年3月末、5月末に建物の賃貸期限を迎える際に契約を更新しないと明らかにした。23日付工商時報が報じた。
新竹中華店は2000年にオープンした。全盛期の年間売上高は14億台湾元(約53億円)に上ったが、その後オープンした遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の新竹大遠百、遠東巨城購物中心(ビッグシティー)に新竹科学工業園区(竹科)で働く富裕層の顧客が流れ、売上高が大幅に落ち込んだ。
台北南西店2号館は2008年に中堅百貨店として知られた衣蝶百貨(イデー)の台北本館を引き継ぐ形でオープンした。一時は年間売上高20億元以上を誇ったが、建物の老朽化を受け、賃貸契約を更新しないことを決めた。今後は台北南西店1、3号館の営業を強化する。
新竹中華店と台北南西店2号館の年間売上高は合計で約25億元。新光三越はタロコパークの年間売上高目標を50億元としている。
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