ニュース 商業・サービス 作成日:2017年12月27日_記事番号:T00074733
来年1月から最低賃金が時給140台湾元(約530円)、月給2万2,000元に引き上げられることを受け、外食大手の王品集団やモスバーガーなどは26日、元日から賃上げを行うと表明した。27日付経済日報が報じた。
王品集団は、出勤手当を含めた時給を158元から165元に引き上げ、最高額は195元となり、引き上げ幅は5~10%だと説明。月給も3万1,500元からと10%引き上げると表明した。さらに四半期ごとに休日を1日付与し、従業員が休みを取りやすくする。
モスバーガーは、店舗スタッフ約5,400人に対し、賃金を最低3%、平均4.2%引き上げると表明。なお、同社は今年7月に育児手当制度を導入し、出産後に復帰した女性従業員に対し、1年間を上限に毎月3,000元を支給している。また、年明けに600人規模の幹部候補生を募集する。台湾では年初に転職をする人が多いため、この時期に募集を行って優秀な人材を確保したい考えだ。
台湾ケンタッキーフライドチキン(KFC)と台湾マクドナルドは、労働基準法(労基法)に従い、時給を140元に引き上げる。喫茶店チェーンの85度Cは、近年は毎年3%前後の賃上げを行っていると説明した。
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