ニュース 金融 作成日:2017年12月27日_記事番号:T00074739
金融監督管理委員会(金管会)は26日、交通系ICカード「悠遊カード(イージーカード)」の利用範囲で、インターネット上の代金決済への拡大を求めた悠遊卡公司の申請を認めた。電子マネー業界では初の認可となる。27日付経済日報が伝えた。
数位付カード。1回の使用金額上限は1,000台湾元(約3,800円)で、MRTや路線バスなどでは使用できない(26日=中央社)
悠遊卡公司はインターネット通販などに利用できる代金決済サービス「数位付」を来年3月にも試験導入する。数位付による決済は、悠遊カードによる通常のオフライン方式ではなく、オンライン方式だ。
初期段階には台北市政府の行政費用納付プラットフォーム「Pay.Taipei」やオンラインゲーム最大手、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)のゲームポイントの購入などに先行導入。チャージはコンビニエンスストアの全家便利商店(台湾ファミリーマート)で行えるようにする。第2段階ではインターネット上での通販や飲食物販売にも使用範囲を拡大する。
悠遊卡公司の林向愷董事長は「支払いツールとしての悠遊カードのラストワンマイルを補うもので、若者やクレジットカードを持たない市民にオンライン決済ツールを提供することになる」と説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722