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震災救援の台湾部隊、成都に向け出発


ニュース 社会 作成日:2008年5月16日_記事番号:T00007474

震災救援の台湾部隊、成都に向け出発

 
 12日の四川大地震発生を受け、中華民国紅十字会が台北市と協力して編成した震災救援隊20人が、16日午後3時、四川省の省都、成都に向け華信航空(マンダリン・エアラインズ)の直航便で出発する。早ければあす(17日)から被災現場に入り救助活動を実施する。16日付中央社などが報じた。

 台北市は16日、紅十字会を通じ、被災地における台湾からの災害救助協力に中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)が同意したとの連絡を受け取った。紅十字会は救助活動には特殊な器材や操作に熟練した人材が必要と考え、台北市政府に対し人員派遣の協力を求めた。郝市長は直ちにこれに応じ、11人の消防隊員と救助犬ベイリーを派遣を決めた。

 また救助隊は中華民国紅十字会の名義で救助活動を行うが、16日午前台北市災害対応センター前広場で結団式を行った際、隊員の制服から中華民国の国旗が外されていることが分かり、メディアの注目を集めた。これに対し紅十字会総会の陳長文会長は、「どんな旗を付けるかや誰が行くかにこだわれば、救助の意義は失われる」と語った。