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ビニール袋の有料化拡大、理解不十分でトラブルも


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月3日_記事番号:T00074799

ビニール袋の有料化拡大、理解不十分でトラブルも

 ビニール袋の無料提供を禁止する規定の対象が1日から西洋菓子店やパン店など7業種、約8万店に拡大されたことを受け、規定の内容を熟知しない業者と消費者との間でトラブルがみられた。3日付蘋果日報が報じた。

/date/2018/01/03/11pan_2.jpgビニール袋の有料化で、約半数の客がそのまま商品を持ち帰っているという(1日=中央社)

 彰化市のケーキ店「蓁古早味蛋糕」でケーキを購入した市民はこのほどフェイスブック(FB)上で、店側にビニール袋の1台湾元(約3.8円)か紙箱の10元を支払うよう求められ、支払わない場合はむき出しのままケーキを持ち帰らなければならないと不満をつづった。同店は2日、ケーキのような食品用のビニール袋は無料で提供できることを知らなかったとして、ビニール袋を購入した客にレシートを持参すれば返金すると表明した。

 なお、台北市に3店を持つベーカリー店の「多柏思麺包蛋糕」は、1日から300元未満の購入者に対して手提げ用のビニール袋代として2~3元、紙袋代として10元の徴収を開始した。

 行政院環境保護署(環保署)は、業者が自ら紙袋代を設定することは環境保護の観点から賛成するが、合理的な価格設定を望むとの立場を示した。