ニュース 社会 作成日:2018年1月4日_記事番号:T00074826
香港船籍のタンカー「ライトハウス・ウィンモア号」が東シナ海で石油精製品を北朝鮮船に積み替えたとされる密輸事件に台湾の石油業者、陳世憲氏(52)が関与している疑いが浮上し、台湾検察当局が捜査に着手した。4日付自由時報が伝えた。
問題の船舶は韓国・麗水港(全羅南道)で昨年11月に摘発された。一連の報道によれば、船舶は台湾の「ビリオンズ・バンカー・グループ」が借り上げたもので、公海上で北朝鮮船に石油精製品を積み替えていた。
高雄地方法院検察署は2日に陳氏に出頭を求め、通関書類不実記載の疑いで事情聴取した。陳氏は「公海上の取引地点と取引船舶は中国籍の人物が仲介したものだ。当初は積み替えの対象が北朝鮮船だとは知らなかった」などと主張したという。
台湾外交部は3日、「国際社会の責任ある一員として、北朝鮮に対する国際的な制裁に積極的に協力していく。国連(制裁)決議に違反する船舶と個人には必要な取り締まりと制裁を行い、制裁対象の船舶が入港を申請すれば、寄港を拒否する」と説明した。
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