ニュース 社会 作成日:2018年1月4日_記事番号:T00074830
彰化県の私立大葉大学で3日午後5時30分ごろ、米国の人気漫画・映画の主人公、スパイダーマンのコスチュームを身に付けた男子学生(30)が学生寮近くの地面に意識を失って倒れているところを発見された。通報を受けた救急隊員が駆け付けたが、既に心肺停止の状態で、病院へ搬送されたものの死亡が確認された。学生はスパイダーマンのようにビルの壁を素手で降りる様子を動画撮影しようとして、足を滑らせて墜落したものとみられる。
死亡したのは学生寮の5階に住んでいたマレーシア籍の大学4年生で、普段からスパイダーマンのコスチュームで授業を受けたり、パフォーマンスを行っていた。寮で男性とルームメートだった学生によると、事故前、彼はスパイダーマンの格好に着替え、「撮影に行く」と言って出掛けたという。
その後の調べにより、学生寮の屋上から死亡した学生のスマートフォンと三脚が発見されたことから、警察は、学生はインターネット上で人気となっているエクストリーム・スポーツ「パルクール」など過激なパフォーマンス動画に感化され、スパイダーマンのようにビルの外壁を素手で降りる映像を撮影しようとしたが、足を滑らせて墜落したものと推定。ただ、目撃者がいなかったことから今後も捜査を続ける。
大葉大学の黄娟娟学務長は、校内ではパルクールなどの危険な活動は禁止されていたと説明。事故原因については警察の調べに委ねるとコメントした。
専門家によると、エクストリーム・スポーツの愛好家は、刺激を追求するあまり、十分な安全対策を講じないことがあると指摘した。今回、事故に遭った学生も同様のケースだとすれば、残された家族や友人は、あまりにもやり切れない気持ちだろう。
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