ニュース 電子 作成日:2018年1月5日_記事番号:T00074836
スマートフォンの全画面ディスプレイ(狭額縁設計のインフィニティディスプレイ)化が進む中、今年はタッチパネルと液晶ディスプレイのドライバICを統合した統合ドライバ・コントローラー(IDC)チップの採用が大幅に増えると予想されており、同チップ市場で40%のシェアを占める敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)にも恩恵が見込まれる。5日付工商時報が報じた。
証券会社によると、市場全体における2017年のIDCチップ出荷量は1億5,000万~2億セットと推定される。さらに中国のスマホ大手4社、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)、小米科技(小米、シャオミ)が今後、全画面ディスプレイをハイエンド機種だけでなく、ミドルエンド機種にも導入する方針とされ、今年のIDCチップ出荷量は3億セットに達すると見込まれる。
フォーカルテックのIDCチップは昨年、OPPO、vivo、シャオミからの受注を獲得したことで出荷量が6,000万~6,500万セットに上った。さらに今年はファーウェイからの受注も見込まれるため、出荷量は1億セットを超える可能性があると証券会社は予測している。
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