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CPUの脆弱性問題、台湾ブランドの出荷に影響も


ニュース 電子 作成日:2018年1月5日_記事番号:T00074840

CPUの脆弱性問題、台湾ブランドの出荷に影響も

 インテルやARM、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが供給する、パソコンやスマートフォンに搭載される中央処理装置(CPU)に安全上の問題が浮上していることを受け、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、微星科技(MSI)など台湾ノートPCブランドの新製品出荷スケジュールにも影響が出るとの懸念が出ている。観測によるとインテルは問題発覚後、提携パートナーと緊急に解決策を話し合っており、来週中にも説明を行うとみられている。5日付経済日報が報じた。

 今回発覚したCPUの脆弱(ぜいじゃく)性により、全世界で数十億台のPCやスマホ、タブレット端末といった電子機器が、悪意のある攻撃を受けて機密情報を読み取られる懸念があり、専門家はICの欠陥としては過去、最も深刻なケースの一つと指摘している。

 問題発覚を受けてマイクロソフト(MS)は3日、ウィンドウズ10などのOS(基本ソフト)に対し、既にセキュリティーアップデートを提供していると説明。グーグルやアマゾン・ドット・コムも、大部分の製品に対し、攻撃から保護するための措置を講じているとコメントした。