ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年1月5日_記事番号:T00074844
2017年の排気量250cc超のバイク新車登録台数は2万台近くで前年から横ばいだった。うち赤色ナンバー(排気量550㏄超)の登録台数が1万台以上で、黄色ナンバー(排気量250cc超550㏄未満)を上回った。バイク最大手、光陽工業(KYMCO)が6月に発売したコネクテッド3輪スクーター「AK550」の好調の他、ホンダが多くの輸入大型車を導入したことが要因だ。5日付工商時報が報じた。
KYMCOは、AK550の発売により赤色ナンバーバイクの販売台数が1,500台と従来の100倍に拡大。AK550は台湾大型バイク市場で、単一モデルとして過去最多の販売台数を記録した。一方で同社の黄色ナンバーバイクは、人気がAK550に移ったこと、およびライバルの輸入ブランドが新車を導入した影響でシェアを落とした。
ホンダは昨年、排気量の異なる9モデルを相次いで発表。円安を背景に価格を抑えたことで、全モデルの合計販売台数は2,500台と前年比2.65倍に拡大した。これに並行輸入も含めると販売台数は3,000台に達する。
なお17年の排気量250cc超のバイク新車登録台数は、黄色、赤色ナンバー共に輸入車が台湾生産車を上回った。
18年の展望について業界関係者は、市場が飽和状態となっており、販売台数規模は2万台で前年並みになると予測した。
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