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墾丁のホテル閉鎖、一例一休と中国人客減少で


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月5日_記事番号:T00074850

墾丁のホテル閉鎖、一例一休と中国人客減少で

 屏東県車城郷のリゾートホテル、墾丁泊逸渡假酒店(ボウティックス・リゾート・ホテル墾丁)が経営難に陥り、5日で営業を取りやめた。従業員には先月分の給与が支払われていない。従業員61人は失業する見通しだ。5日付自由時報が伝えた。

/date/2018/01/05/11hotel_2.jpg墾丁泊逸渡假酒店は客室数170室、昨年の平均客室単価は1,500元まで低下していた(5日=中央社)

 ホテル関係者は「観光客の減少に加え、一例一休(週休2日制)でコストが増大したことが営業取りやめの原因だ」と説明した。

 同ホテルでは一例一休に対応するため、パートタイマーを大量に雇用し、毎月の人件費が40万台湾元(約150万円)近く増加。中国人観光客の減少で、赤字が拡大し、経営が立ち行かなくなった。