ニュース 政治 作成日:2018年1月8日_記事番号:T00074882
国防部は5日、中国の航空母艦「遼寧号」が同日、台湾海峡を通過したと明らかにした。遼寧号は海峡中間線の西側を南西方向に航行し、5日夜に台湾の防空識別圏を離れたという。これに対し総統府は「責任感を欠いた手法」と中国政府を厳しく非難した。6日付蘋果日報が報じた。
国防部関係者によると、遼寧号は今回、ミサイル駆逐艦や護衛艦、補給艦の3隻を随行していたが、さらに潜水艦も伴っていたと台湾側はみている。
遼寧号は今後、海南島の整備・補給基地である錦母角港に寄港し、一連の訓練を実施した後、宮古島と沖縄本島の間に位置する宮古海峡を通過して北上するとみられる。遼寧号はこれまで2度、台湾の近海を一周しており、今回で3度目となる。
なお中国の民用航空局は4日、台湾海峡の中間線のすぐ西側を通る航空路「M503」の北上コースとその接続コースを設定したと発表しており、遼寧号の台湾海峡通過と合わせ専門家は、「『今後は台湾住民の意見を考慮しない』という中国側の意思表示」と指摘している。
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