ニュース 社会 作成日:2018年1月8日_記事番号:T00074885
台湾の女優、林心如(ルビー・リン)が制作、主演を務めるテレビドラマ『我的男孩』に対し、中国で台湾独立派からの資金援助を受け制作された作品との通報があり、広東省新聞出版広電局が動画サイト「騰訊視頻」に対し同ドラマの放送中止を命じていたことが明らかになった。8日付蘋果日報が報じた。
同局の公式サイトには4日付で「同ドラマは台湾独立を主張するもので、騰訊視頻が放送することは『1つの中国』という中核的思想に反する。すぐに放送を中止すべきだ」との通報コメントがあり、同局は5日、騰訊視頻に放送を中止させたと回答した。
中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボー)では7日、あるユーザーが「『我的男孩』は台湾独立派から2,000万台湾元(約7,700万円)の資金援助を受け取っていた」と投稿した。
ただ、同ドラマは年下の男性との恋愛を描いたもので、台湾独立とは無関係だ。また、同ドラマの制作費約6,000万元のうち2,120万元は台湾の文化部からの補助金で、この補助金が中国では台湾独立派からの資金として伝えられているもようだ。
林心如は7日、微博で「ネット上で飛び交っている『林心如は台湾独立派』との情報は悪意ある捏造(ねつぞう)であり、台湾独立に関わる言動はしたことがなく、今後もしない」と声明を発表した。
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