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台湾株式市場、8日連騰


ニュース 金融 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074896

台湾株式市場、8日連騰

 台湾株式市場の加権指数の8日終値は、前日比90.84ポイント(0.85%)上昇の1万915.75ポイントを付け、年末・年始を挟んで8営業日連続で上昇した。JPモルガン系の摩根資産管理によると、年明け第1週の外資による買越額は8億9,200万米ドルと、週単位の買越額としては昨年4月下旬以来で最高を記録した。9日付工商時報が報じた。

 また台湾株式市場では昨年11月24日~12月26日、外資による売り越しが累計で899億7,000万台湾元(約3,450億円)となったが、過去8営業日の買い越しで5割近くを回復した。

 なお韓国株式市場でも第1週の外資による買越額14億8,000万米ドルに上っており、韓国、台湾を筆頭とするアジア市場にホットマネーが流入している状況がうかがえる。

 マッコーリー証券はこのほど、半導体産業の成長や銀行の純金利収入(NII)増が台湾のハイテク関連および金融関連企業の株価を押し上げるとして、加権指数は今後、1万1,650ポイントまで上昇すると予測した。このほか、クレディ・スイス証券、モルガン・スタンレー、匯豊証券は、加権指数が今年、1万1,000ポイント前後まで上昇すると予測している。

 なお加権指数の9日終値は前日比0.86ポイント(0.01%)下落の1万914.89ポイントで引けた。