ニュース 社会 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074907
日本では結婚式を挙げる際、披露宴会場前に「A家・B家披露宴会場」といった案内板を掲げるが、台湾でも同様に新郎新婦の姓を頭に並べて「AB府囍宴」と記した赤い紙を張り出す習慣がある。これに関連して、インターネット上でフェイスブック(FB)上のコミュニティーページ「爆料公社」で、管理者が、「蔡」家と「藍」家の披露宴会場を示す「蔡藍府囍宴」という張り紙が「買い物かご」を意味する「菜藍」と同じ発音で面白いとの投稿を紹介した上で、「もっと変わったものを見たことがある?」と呼び掛けたところ、多くのユーザーから次々とユニークな事例が紹介され、盛り上がりを見せている。
まず、寄せられたのは「欧」家と「葉」家の披露宴のメニュー写真。続けると「Oh yeah」と発音が似ており、「めでたい」「幸福感満点」といったコメントが相次いだ。「柳」家と「丁」家は「柳丁」、中国語で「オレンジ」の意味となる。「胡」家と「盧」家の「胡盧」は、「ひょうたん」の「葫蘆」と同音で、結婚する2人がひょうたんの図柄の招待状を出していたケースが紹介された。また、「魯」家と「魏」家の組み合わせで、台湾小吃(屋台料理)の定番煮込み料理「滷味(ルーウェイ)」と同音の「魯魏」となることや、「尤」家と「余」家で、「イカ」の「魷魚」と同音になるなど笑みを誘うような例がみられた。
一方で、「閻」家と「羅」家の「閻羅府」は、中国語で「魔王の家」という意味のため、「そういう結婚式に行きたくない」という冗談が書き込まれた。他の悲惨な例では、「陳」家と「施」家で、「死体」を意味する「陳屍」と同じ音になることや、「宋」家と「鍾」家で、「死をみとる」を意味する「送終」と同音、「牛」家と「史」家で「牛のフン」の「牛屎」となる組み合わせなどが挙がった。
このほか、「游」家と「竇」家の結婚の場合は、「府」までを合わせると「油豆腐(油揚げ)」と同音となることや、「曽」家と「蘇」家の場合は「とても気持ちいい」の「真舒服」をほぼ同じ音となるといった指摘も寄せられた。
単なる言葉遊びだが、せっかくのおめでたい席なのだから、周りに笑みをもたらすような語呂を発見をもらいたいものだ。
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