ニュース 金融 作成日:2018年1月10日_記事番号:T00074921
台湾元の為替相場上昇を受け、台湾の銀行業界は外貨定期預金の金利引き上げが相次いでいる。10日付経済日報が報じた。
スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)は、第1四半期に年利が最高2.1%の米ドル建て定期預金を発売。預入期間は6カ月で最低預入金額は3万米ドルとなる。また同行の人民元建て定期預金は預入期間12カ月で最低預入金額3万人民元(約50万円)の場合、年利は3.8%に達する。
またシティバンク(花旗銀行)の米ドル建て定期預金は、最低預入金額は3万米ドルで、金利は2週間もので2.58%、1カ月もので2.38%となる。
スタンダードチャータード銀行資産管理部門の責任者、傅敏儀氏は、台湾元の対米ドル為替相場が昨年の1米ドル=31元から現在は29.5元まで上昇していること、および台湾元建て定期預金の金利が1%台にとどまっていることが、投資家にとって外貨預金の誘因となっていると指摘した。
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