ＩＣ設計大手の聯発科技（メディアテック）は、米ラスベガスで開催中の国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）で、中国・阿里巴巴集団控股（アリババ・グループ・ホールディング）の消費者向け人工知能（ＡＩ）製品の開発を主導する「アリババＡＩラボ」と戦略提携を結んだ。両社は今後、スマートホームプロトコル、カスタマイズされたモノのインターネット（ＩｏＴ）向けチップ、ＡＩ製品などの分野で協力を進める。11日付工商時報が報じた。
メディアテックはまた、ブルートゥース・メッシュ・ネットワーク技術をサポートする無線システム「スマートメッシュ」用チップ・ソリューションをアリババ向けに開発。同社の音声アシスタント機能付きワイヤレススピーカー（スマートスピーカー）「天猫精霊（Tmall Genie）」を中心としたスマートホーム・エコシステムの構築に活用が見込まれる。
