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マイクロソフト、台湾にAI研究センター


ニュース 電子 作成日:2018年1月11日_記事番号:T00074946

マイクロソフト、台湾にAI研究センター

 マイクロソフト(MS)は10日、今後2年間で10億台湾元(約37億7,000万円)を投じ、台湾に100人規模の人工知能(AI)研究開発(R&D)センターを設置する計画を発表した。5年以内に関連人材200人以上を育成する方針で、3月より採用プロジェクトを始動させる。11日付工商時報が報じた。

/date/2018/01/11/01AI_2.jpg頼清徳行政院長(前左4)は、マイクロソフトの協力の下、台湾のAI関連産業は大きな成長が期待できると述べた(10日=中央社)

 台湾マイクロソフトによると、新設されるR&Dセンターは米国本社が直接指揮を取り、AI技術を基に高度な予測変換機能を備えたキーボードアプリ「SwiftKey」の中国語入力やユーザーの意図の認識などに関する研究を主に手掛けるという。また産業界におけるAIの垂直的な応用を目指し、台湾の製造業者やシステムインテグレーターのAI導入に協力する方針だ。

 同社AI研究部門のデビッド・クー(古卓倫)副社長は、台湾での設置を選択したことについて「世界レベルの人材と世界一のハードウエア製造力を有するため」と説明した。