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警察官同士の結婚式、交通違反切符が招待状?


ニュース 社会 作成日:2018年1月12日_記事番号:T00074985

警察官同士の結婚式、交通違反切符が招待状?

 今月7日に結婚式を挙げた新郎の許育方さん(34)と新婦の徐潔如さん(27)は、共に桃園市警察局大園派出所に勤務する警察官。そんな2人が親類や友人に宛てて送付した披露宴の招待状が話題となっている。

/date/2018/01/12/18kakomi1_2.jpg許育方さん(右)と徐潔如さん(左)(桃園市警察局フェイスブックより)

 大学時代に桃園地方法院や桃園市消費者サービスセンターで訴訟相談員を務めた経験から、社会には支援を必要とする人が大勢いると感じた徐さんは、警察官になることを決意。見事、採用試験に合格し、昨年1月に実習生の身分で大園派出所に配属された。

 そんな新しい環境にとまどう彼女を仕事面、生活面で親身になって指導したのが7歳年上の先輩警官、許さんだった。さらに2人は共通の趣味もあったことから、休日を一緒に過ごすようになり、徐々に交際へと発展していった。

 徐さんが許さんを「気配りができて頼れる人」と語れば、許さんも徐さんのことを「気が合うし、頭もいい。生活の中で細かいところによく気がつく」と話すなど、性格や考え方も一致。交際開始から半年で結婚を決意した。

 そんな2人は披露宴を挙行するに当たり、警察官カップルらしく、招待状を交通違反切符風のデザインにしようと発案。違反切符は本来、罰金の納付義務を知らせる通知書だが、2人の招待状には「祝儀は受付で納付できます」と記され、普通なら交通違反を犯した日時や場所が示されるところに披露宴の日取りや会場の住所を書き込んだ。

/date/2018/01/12/18kakomi2_2.jpg素晴らしいアイデアの招待状。許さんは「払わなければ逮捕だ」と言ったとか(桃園市警察局フェイスブックより)

 同僚たちは2人の結婚を聞いて驚いたそうだが、この一風変わった招待状を受け取り、「必ず通知書を持って行って期限内に支払いを済ませるよ」と笑った。