米不動産サービス大手、シービーアールイー（ＣＢＲＥ）は11日、今後３年間に８つ以上の海外ホテルブランドが台湾での開業を計画していると明らかにした。12日付経済日報が報じた。
台湾でのホテル開業を計画しているのは▽英インターコンチネンタルホテルズグループ（ＩＨＧ）の高級ホテル「キンプトン」、台北市東区商圏▽ＩＨＧの高級ホテル「インターコンチネンタルホテルズ＆リゾーツ」、台中市西区▽米ハイアットホテルズグループの最上級ブランド「パークハイアット」とデザイナーズホテルブランド「アンダーズ」、台北市信義計画区▽マリオットの五つ星ホテル「ルネッサンス」、台北駅近く▽ヒルトン、新北市板橋区▽三井不動産の「三井ガーデンホテル」、台北市大安区▽藤田観光の「ホテルグレイスリー」、台北市の忠孝新生エリア──。
台湾には観光ホテル126軒、旅館3,185軒を合わせた3,311軒があるが、海外ブランドのホテルは約30軒にすぎない。また、台湾に優れた人材が多いことも海外ホテルブランドの台湾進出を促している。
