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太陽電池3社合併、国発基金の出資決定


ニュース その他製造 作成日:2018年1月15日_記事番号:T00074997

太陽電池3社合併、国発基金の出資決定

 行政院国家発展基金(国発基金)はこのほど、太陽電池大手の新日光能源(ネオソーラーパワー、NSP)、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)の3社が第3四半期をめどに合併して発足する新会社「聯合再生能源」に対し、民間の最大株主の出資割合を超えない範囲で出資すると発表した。出資額は22億台湾元(約82億6,000万円)になるとみられる。13日付工商時報が報じた。

 聯合再生能源は第三者割当増資を実施して、経済部傘下の耀華玻璃からも23億元の出資を受け入れる計画とされる。ネオソーラーの洪伝献董事長は、資金の足りない分は株式公開で調達することを検討していると説明した。

 聯合再生能源には台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)が6.5%を出資し、民間の最大株主になる見通しだ。

 太陽電池3社は今後、合併案をそれぞれの董事会、株主総会を通し、各国・地域の競争当局に審査を申請する計画だ。洪董事長は、聯合再生能源の太陽電池生産能力は世界5位となるため、独占禁止法に違反する懸念はないと述べた。