ニュース 建設 作成日:2018年1月15日_記事番号:T00075000
英不動産大手ナイトフランクと台湾の瑞普国際物業(REPro)との合弁企業、瑞普萊坊の黄舒衛・市場研究部副総監は、台北市のA級(高級)オフィス物件の今年の新規供給量は過去10年で最高の約5万3,000坪に達し、うち約8割を信義区が占めるとの予想を示した。13日付経済日報が報じた。
瑞普萊坊の統計によると、A級オフィスの月額賃料は昨年第4四半期に1坪当たり2,668台湾元(約1万円)と前期比0.26%上昇し、通年では前年比3.1%上昇した。
黄副総監は、昨年は1,000坪以上の大規模オフィスの賃貸取引が8件あり、借り手は金融、インターネット通販、ハイテク業者が中心だったと説明。今年はシンガポール系のネット通販業者「蝦皮購物(ショッピー)」が第2四半期に統一国際大楼(信義区)の2,102坪のオフィスを借りる予定で、A級オフィスの賃貸市場は今年も金融、ネット通販、ハイテク業者による旺盛な需要が続くと予想した。
黄副総監はさらに、台北のA級オフィスの昨年第4四半期の空室率は7.5%だったが、2023年には5%を割り込み、統計開始以来の最低を記録すると予想した。
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