ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月15日_記事番号:T00075001
交通部観光局の統計によると、台湾全土の主要観光地のうち、南部の墾丁・猫鼻頭で昨年1~9月の観光客数が59%減少したほか、東部の太魯閣(タロコ)でも43%減少したことが分かった。背景には中国人観光客の減少もあるが、墾丁で最近、飲食店によるぼったくりが社会問題化したのをはじめ、観光地に対するイメージが低下していることが背景にあるとみられる。15日付蘋果日報が伝えた。
墾丁国家公園管理処では、2016年に入園料の徴収を開始したことで正確な観光客数を把握できるようになり、実際には以前の集計方式よりも観光客数が2割少なかったなどと説明している。しかし、観光客からは交通の不便さや宿泊料金の高さなどにも不満があり、客足の鈍りには複合的な原因があるもようだ。
太魯閣では土産物店の経営者が「民進党政権のせいで中国人客が来なくなった」などと漏らす一方で、太魯閣渓谷で特に週末に慢性的な渋滞が起きていることなどが影響したとの見方もある。
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