ニュース 電子 作成日:2018年1月15日_記事番号:T00075003
サプライチェーンの情報によると、米アップルはリスク分散のため、昨年下半期から薄型軽量ノートパソコン「MacBook(マックブック)」の一部の組み立て発注を主要サプライヤーの広達電脳(クアンタ・コンピューター)から鴻海精密工業に移している。鴻海は中国・広東省深圳市の龍華工場で少量生産を開始しており、今年第2四半期以降に量産するとみられる。15日付電子時報が報じた。
MacBookの年間出荷台数は約1,500万台で、昨年はクアンタが全体の79.5%、鴻海が20.5%を出荷したとされる。アップルの発注先移転により、鴻海は今年の出荷台数が大幅に伸びるが、出荷割合は依然クアンタを下回るもようだ。
MacBookについては以前、アップルがクアンタから大半の発注を鴻海に移したとの観測が浮上したが、クアンタの梁次震副董事長は「ライバルが赤字覚悟で受注を奪うことはビジネスの常識に照らせば理にかなわない」と間接的に観測を否定するような発言をしていた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722