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新光三越・新竹中華店、3月末で閉店【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月15日_記事番号:T00075005

新光三越・新竹中華店、3月末で閉店【図】

 新光三越百貨の新竹中華店(新竹市北区)が3月31日に閉店する。2000年にオープンした同店はピーク時には年間14億台湾元(約52億5,000万円)の売上高を記録したものの、その後、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の新竹大遠百、遠東巨城購物中心(ビッグシティー)が相次いで開業したことを受けて業績が大幅に落ち込み、建物の賃貸期限到来を機に、新竹市場から「一時的に」撤退すると表明した。15日付工商時報が報じた。

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 新竹市では現在、大魯閣繊維(タロコテキスタイル)傘下の大魯閣開発と大潤発(RTマート)が共同出資で展開するショッピングセンター(SC)、「大魯閣新竹購物中心」の建設が進められており、春節(旧正月、18年は2月16日)前にオープン予定とされるが、同SCは新光三越と提携する可能性も伝えられている。

 なお新竹地区の百貨店市場は昨年、ビッグシティーがシェア60%以上を占めるなど遠東百貨による寡占状態となっている。ビッグシティー内の遠東そごう新竹店ビッグシティー館を含め昨年売上高が110億台湾元(約412億円)と過去最高を更新したが、さらに成長余地があるとみて今年は売り場面積を2,500坪拡充する計画だ。