ニュース 金融 作成日:2018年1月15日_記事番号:T00075006
中国信託商業銀行(中信銀)は、ブロックチェーン技術を使った音楽著作権料徴収システムの導入で文化産業向け投資会社KKFARM系のプラットフォーム「サウンドスケープ」と提携した。13日付工商時報が伝えた。
中信銀によると、これまで必要だった複雑な確認手続きを省き、著作権料の回収を早めることができる。また、ビッグデータを活用した市場分析をマーケティングに生かし、音楽コンテンツの制作準備期間を大幅に短縮することが可能だ。
台湾金融業界では、ブロックチェーン導入で中信銀の取り組みが最も進んでいる。同行は「B2B(企業間商取引)、B2C(企業と一般消費者間)、B2B2C(仲介企業を介した企業・消費者間の取引)という3分野でブロックチェーン技術を試験導入しており、既に研究段階を脱し、概念実証(POC)に入った」と指摘。年内に2件の具体的成果が上がるとの見方を示した。
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