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90年代の対台ミサイル供与、エアバスに巨額賠償命令


ニュース 社会 作成日:2018年1月15日_記事番号:T00075016

90年代の対台ミサイル供与、エアバスに巨額賠償命令

 欧州航空大手エアバスは13日、1992年に台湾に売却したミサイルをめぐる訴訟で、裁判所が同社に1億400万ユーロ(約140億円)の賠償の支払いを命じる判決を下したことを明らかにした。15日付自由時報が報じた。

 訴訟は台湾が当時のミラージュ戦闘機導入計画に関連し、フランスのマトラから購入した中距離対空ミサイル「MICA」(960基)、赤外線誘導空対空ミサイル「マジック」(480基)に関連したもので、台湾海軍のラファイエット級フリゲート艦をめぐる事件同様に不当なリベートが授受されていたことが間接的に明らかになった格好だ。

 マトラは98年にエアバスに合併したため、エアバスが訴訟当事者になっていた。台湾国防部は今回の判決についてコメントしていない。