ニュース 医薬 作成日:2018年1月16日_記事番号:T00075022
前行政院長の林全氏が、製薬会社、台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)の董事長に就任することが確定した。林氏は「製薬に関しては門外漢だが、台湾東洋のファンダメンタルズ(基礎的条件)は良好で、グローバル企業にするため協力したい」と語った。16日付工商時報が報じた。
林氏は2016年に発足した蔡英文政権の初代行政院長に就任する以前、台湾東洋の董事を務めていた。同社の事業内容を熟知しており、業務の引き継ぎにも支障はないとみられている。
蕭英鈞総経理は15日の董事会で、台湾東洋の近年の成長は依然、海外の大手メーカーと大きな差が開いていると指摘。林氏が加わることにより、売上高10億米ドルの目標を早期に達成したいと述べた。
台湾のバイオメディカル業界では、林氏の行政院長在任中から蔡英文政権が推進する「5プラス2創新産業政策」の一つ、「バイオ医薬産業創新推進プラン」への期待感が高まっている。
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