ニュース 電子 作成日:2018年1月16日_記事番号:T00075029
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、液晶ディスプレイ(LCD)のドライバICメーカーは、ファウンドリーによる8インチウエハー工場での受託生産価格の引き上げを受けて、液晶パネルメーカーに対し、ドライバICオファー価格の5~10%引き上げを通知したもようだ。16日付工商時報が報じた。
ウィッツビューによると、ファウンドリー各社は▽シリコンウエハーの供給不足が当面解消されないこと▽モノのインターネット(IoT)や車載、スマートハウス向けで電源管理IC、マイクロコントローラー(MCU)、指紋認証ICの需要が伸び続けていること▽8インチ工場の生産能力増強が当面困難であること──から、利益率の低いLCDドライバICの受託生産価格を引き上げるため、第1四半期のウエハー投入枚数を約20%減らす見通しだ。
ファウンドリー各社が値上げしたLCDドライバICは、ハイビジョン(HD)/フルハイビジョン(FHD)TNパネルなどのIT(情報技術)製品向けパネルに使用されており、友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)などへ供給している。
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