ニュース 食品 作成日:2018年1月16日_記事番号:T00075036
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)は、加熱パックを内包した即席鍋製品「煮時光」で中国市場を攻略する方針だ。16日付経済日報が伝えた。
煮時光は上部に具材と調味料パック、下部に加熱パックを内包し、水を加えれば加熱される仕組みで、ガスや電気による調理が不要だ。羅智先(アレックス・ルオ)董事長は昨年8月、中国の即席麺市場から段階的に撤退する方針を明らかにしているが、それに代わる新戦略となる。
中国では既に類似した商品が市販されている。煮時光は価格が370グラム入りで45人民元(約780円)に設定され、競合商品の25~35人民元よりも割高だ。ハイエンド、単身者の客層をターゲットにした格好だ。味も中国の若者のホワイトカラーに好まれる「麻辣」風味を採用した。
中国の即席鍋市場はまだ群雄割拠の状態で、有名火鍋ブランドの参入が相次いでいる段階だ。飲食業界専門家は「競争から抜け出した企業はまだなく、今年参入してもまだ競争のチャンスがある」と指摘した。
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