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台北駅前ツインビル、新光金控も参入意向


ニュース 建設 作成日:2018年1月17日_記事番号:T00075051

台北駅前ツインビル、新光金控も参入意向

 台北駅前の高層ツインビル「双子星大楼」建設計画に関連し、金融持ち株会社の新光金融控股の呉東進董事長が16日、入札参加の意向を示した。ただ、「主導的立場は取らない」とした。生保業界では富邦金融控股に続く参入表明となる。17日付経済日報が伝えた。

 呉董事長は記者団に対し、「ツインビルができれば、台北駅前の高層ビル『新光大楼』周辺にも波及効果がある。現在多数の陣営が入札参加を目指しており、新光金控もその一つだ」と述べた。ただ、「主要交通路線の終点が南港に移った上、台北駅自体の設計にも制限がある。新光金控は既に駅前に高層ビルを保有しており、合弁パートナーとコンソーシアムを組むことはあっても、入札を主導することはない」と説明した。

 新光金控傘下の新光人寿保険は2012年、台北駅前で新光大楼そばの旧大亜百貨1階を39億台湾元(約146億円)で買収、今年5月に商業施設「新光未来館」としてオープンする計画だ。

 生保業界ではこのほか、国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)の陳昭廷副総経理が「入札に参加するかどうかにかかわらず、現時点ではコメントできない」と述べた。