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和牛ビジネス活発化、春節控え


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月17日_記事番号:T00075053

和牛ビジネス活発化、春節控え

 昨年9月に日本産牛肉の輸入が解禁されて以降、和牛料理を提供してきたホテルの高級レストランや和牛販売店などが消費の盛り上がる春節(旧正月、2018年は2月16日)休暇を前に、メニューや商品の強化を計画している。17日付工商時報が報じた。

 台北晶華酒店(リージェント台北)は2月9日から館内の和食レストラン「三燔本家」に、すき焼き、しゃぶしゃぶなどで有名な日本の料亭「柿安」の調理師を招き、柿安本店が三重県北勢地域の牧場で育てた「柿安牛」を使った高級料理を提供する。また、カフェ・レストランのazieでは手頃な価格の牛丼やすき焼きを提供する。

 国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)館内の高級ステーキレストラン「A Cut牛排館」は、業績拡大に向け、神戸牛、近江牛、飛騨の黒毛和牛などを使った料理を提供する。

 肉製品の輸入業者、美福国際(メイフル)は、台北市内湖区に持つ高級食材販売店「美福食集」やホテル、レストラン向けに神戸牛、近江牛など日本各地の和牛を毎月約30トン輸入しており、販売強化に向けて高価格の鹿児島和牛ギフトセットを発売する。