ニュース 電子 作成日:2018年1月17日_記事番号:T00075066
華碩電脳(ASUS)は16日、世界初の常時接続ノートパソコン「NovaGo」を台湾で発売した。第1四半期に欧州、第2四半期に米国で発売する予定だ。17日付工商時報などが報じた。
「NovaGo」は、ビジネスユーザーの出先でのインターネット利用を想定している(ASUSリリースより)
NovaGoは、ギガビットクラスのLTE高速通信に対応。OS(基本ソフト)はマイクロソフト(MS)の「Windows 10 S」を採用し、高いマルチタスク処理能力と電力効率を持つクアルコムのプロセッサー「スナップドラゴン835」を搭載している。
価格は2万5,900台湾元(約9万7,000円)。中華電信の第4世代移動通信システム(4G)LTE月額899元の使い放題プラン36カ月契約(新規ユーザーはデータ量制限あり)で、優待価格1万2,500元で購入できる。月額2,499元の使い放題プランなら無料となる。優待販売は4月1日まで。
華碩聯合科技モバイルコミュニケーション部門の黄立中副総経理は、一部ユーザーはPCのネット接続需要が非常に高く、屋外で不便を感じたり、公共Wi-Fiの安全性に不安を抱いていると指摘。NovaGoの4G接続機能で、こうした問題を解決できると説明した。
エイサーなど、続々発売へ
米ラスベガスで9~12日に開催された国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では、HP、聯想集団(レノボ)もクアルコムの「スナップドラゴン835」を搭載した常時接続PCを発表した。今年上半期に相次いで発売する計画だ。
一方、宏碁(エイサー)は、インテルのプロセッサー「コアi7」を搭載した常時接続ノートPC「Swift 7」をCESで発表した。今後HP、レノボや、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、小米科技(小米、シャオミ)、VAIO(バイオ)も、インテルプロセッサーを搭載した常時接続PCを発売するとみられる。
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