ニュース 社会 作成日:2018年1月17日_記事番号:T00075070
0.5センチメートル以下のプラスチック微粒子「マイクロプラスチック(マイクロビーズ)」による海洋汚染が人体にも影響を及ぼす可能性があるとして世界的に問題視される中、環境保護団体グリーンピースが昨年末、台湾近海で調査を行った結果、50メートルプール相当の海水中に最大約80万個のマイクロビーズが含まれていることが明らかとなった。17日付蘋果日報が報じた。
グリーンピースは昨年11~12月、基隆市と高雄市~屏東県の近海で調査を行った。その結果、基隆沖で採取した海水1,297.8リットルの中から86~409個のマイクロビーズが見つかった。これを容量2,500トンの五輪規格プールに置き換えると、その中に最大で78万7,872個のマイクロビーズが含まれることになるという。一方、高雄・屏東沖で採取した海水の場合、プールの水に換算すると5万4,000個が含まれる結果となった。
これに対し環境保護署(環保署)は、既に飲料水および海底を含むマイクロビーズの調査手法を確立しており、今年から3年をかけて調査を進め、将来的な政策決定の根拠とするとコメントした。
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