日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が16日発表した統計によると、2017年に訪日した台湾人旅行者は前年比9.5％増の延べ456万4,100人で、過去最高を更新した。
月別では、２月を除く全ての月で同月の過去最高を記録。７月の台湾人旅行者数は延べ44万6,604人で単月の過去最高となった。
ＪＮＴＯは17年の台湾人旅行者の増加について、チャーター便の地方への相次ぐ新規就航や増便、クルーズ船寄港数の増加に加え、継続的な訪日旅行プロモーションが訪日意欲を喚起したと指摘。また、人気俳優を起用した訪日ＰＲ動画の作成や、重点地域である東北、中部地方をはじめとする地方のＰＲを通じて、リピーター層のさらなる地方分散化に力を入れたことも効果があったと分析した。
訪日外国人旅行者数は中国（香港を含まず）が最多の735万5,800人（前年比15.4％増）で、次いで韓国（714万200人、40.3％増）、台湾と続いた。
