ニュース 金融 作成日:2018年1月18日_記事番号:T00075082
銀行業界の統計によると、2017年12月の銀行別のクレジットカード有効発行枚数残高(累計発行枚数から解約、期限切れなどのカードを除いた数)のランキングで、国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が435万6,648枚で首位を維持した。2位の中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)は410万6,622枚で、国泰世華銀との差を前年の32万枚から25万枚に詰めた。18日付経済日報が報じた。
国泰世華銀は14年以降、コストコ(好市多)やアジア・マイル、ガソリンスタンド(GS)を展開する台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)との提携カードを相次いで発行し、16年8月に中信銀を抜いて有効発行残高で首位に立った。今年も両行の間で激しい競争が予想される。
中信銀は今年5月に、台湾中油(CPC)との提携カードの契約期限を迎える。GS提携カードは保有者が他の用途で使うことが少なく、利益面でのうまみは少ないが、発行枚数が100万枚に上っており、中信銀側は提携継続に積極的と伝えられる。
中信銀は税金の支払いでもポイントが還元されるLINE Payとの提携カードが人気で、国泰世華銀が契約奪取に意欲的との観測もあったが、権利金などコストが高過ぎるため依然様子見のようだ。
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